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才能とか感性とか

人は見かけじゃないなんて意見には反対してきた。人は第一印象が大切だと思う。だから身ぎれいに明るく振舞わねばならないが、自分が最も苦手なことでもある。かと言って奇抜なファッションでハッタリをきかせるのも、人気のブランドスーツで身を固めるのも、どちらも感性に合わない。

しかし才能のある人物はいい。何もしなくても美しさが滲み出るから。天は二物を与えるのだ。才能とか感性を努力して身につけろなんて意見には反対してきた。残念ながらもって生まれたものにはかなわない。だからせめて自分は知識で武装するしかないのだが…

こんな雨続きで気分のダウンした日は laura nyro の曲を聴いて、彼女の音楽に出会えたことに感謝する。まずはその洗練された曲と歌声、才能に惚れ、次にそのルックスを美しいと思うようになった。思えば女性を好きになる時はいつもそうだった。もちろん男性も。人間は複雑だ。

タイトルの “I am the Blues” は laura nyro の曲から拝借した。

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