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デオキシリボ核酸

Neil Young + Promise of the Real
THE MONSANTO YEARS

自身の内から沸き上がる激しい感情を表現するのがRockだ。
ナヨナヨした恋愛話や、くだらない夢物語を、単に楽器編成やビートだけでロックなんて呼んでほしくない。
Neil Young 自身、音楽で世の中を変えようなんて幻想だったと語っている。
それでも暴力や権力に対向し訴え続ける姿は、まさにRockerと呼ぶに相応しい。
クライアントの顔色を伺い、したり顔で綺麗事をほざくハリウッドセレブ達とは決定的に違う。
DNA組み換え業界を牛耳るモンサント社の農民に対する酷いやり方や農薬の危険性は、
自分も微力ながら周囲に語ってきた。
彼が起こしたGOODBYE STARBUCKS!!!運動にも賛同し実践してきた。
そして今ようやく、2015年に発表されたこのアルバムを冷静に聴いてRockを感じている。
バックを努めるWillie Nelsonの息子達にも、このDNAが受け継がれんことを。

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