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CUB

某銀行の払い下げ物件を入手した。
走行距離4万キロのホンダスーパーカブC50。
自動車修理工場の片隅で4年も放置されていたそいつは埃で真っ黒だった。
洗車すると想像通りピカピカのボディが姿を現した。
まずはキャブレーターのオーバーホール、
駆動部分の分解清掃をしてキックすると、直ぐに息を吹き返した。

原型が無くなるまで改造を施した車両を目にするが、
あれはホンダのデザインに対する冒涜だ。自分はあくまでオリジナルを尊重したい。
経年劣化のパーツを交換し、擦れて傷んだところはアバグリーン再塗装、
熱で溶けたヘッドライトレンズの交換、ポジションスイッチに懐かしの行灯、
おきまりのピヨピヨ、ベトナムキャリアも追加した。
デザイン的には既に完成していた初代カブに敬意を表し、レッグシールドの幅を狭くカット。
1速でスタートするやいなやいきなり唸りだす妙なギヤ比を改良すべくスプロケット交換。
きりがないので今日はここまで。
冬の間にコツコツやるか。春が待ち遠しい。

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