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禅寺巡り

禅寺巡りをしていて、
どうもモヤモヤしたものがあるのには以前から気付いていた。
自分を確かめに京都へやってきた。

竜安寺の石庭を観て、
息子のつまらんの一言に目が覚め、悟った気がした自分だったが、
もう一度、素直に見直してみた。
なんとも抽象的で宇宙的だ。掴み所がないと言う表現が正しいか。

   

次にやってきたのは東福寺。負けず劣らず有名な庭だ。
そのデザイン観、その絶妙なバランスは自分にも理解できた。

大徳寺は石庭も有名だが、奇を衒わないこの苔庭も魅力的だ。
ただ、柵はいらない。

この庭は好きだの嫌いだのとあれこれ考えてみたり、
訪れた記念にいただく御朱印も達筆な場合はうれしいが、そうでない時はがっかり。
そんな下世話な自分には悟りの境地は遠い。

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